英語ことわざ小事典

 
 


ホーム


 ABC順:
A [A2] B,C D,E F,G H I,J,K L,M N,O P,Q,R,S T [T2] U,V,W,(X,)Y,Z

 あいうえお順:
(う〜)  (く〜)  (す〜)  (つ〜)    やらわ


 教訓による分類:
言動(注意・用心) 言動[2] 生死・流転 心(執着,勇気) 金 責任(仕事) 努力(能力) 欲・損得(比較) 性質 性質[2] 学び(反省) 因果 平等(偏見) 原理・法則(習慣) 中道・中庸 忍耐」に関連する教訓

 キーワードによる分類:
人(神等,含部位) 人[2] 人[3] 動物 植物  物[2]  事[2] 事[3] 事[4] 自然・天気
 恋・恋愛


   
・ABC索引で検索: T

Take not a musket to kill a butterfly.
  蝶一匹殺すに銃は要らぬ

     (大げさなことはするな)《注釈・補足》
     [鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん《論語》]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The apples on the other side of the wall are the sweetest.
  塀の向こうの林檎が一番うまい

     (人の物は良く見える)《注釈・補足》
     [隣の糂汰(じんだ)味噌]【日本の諺】
          欲・損得(比較)『教訓』/ 植物〔キーワード〕+


The bait hides the hook.
  餌は釣り針を隠している

     (誘いに乗るのを戒める)《注釈・補足》
     [参考:誘いの隙(すき)]【日本の諺】
          言動(注意・用心)『教訓』/ 物〔キーワード〕+


The beaten road is the safest.
  踏みならされた道が一番安全

     (近道等には危険が潜むかも知れない)《注釈・補足》
     [参考:急がば回れ]【日本の諺】
          中道・中庸『教訓』/ 物〔キーワード〕+


The belly has no ears.
  衣食足りて礼節を知る

     (食欲は聞く耳を持たぬ)《注釈・補足》
     [衣食足りて礼節を知る]【日本の諺】
          欲・損得『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The best fish smell when they are three days old. [Fish and guests smell in three days.]
  良い魚も三日経てば臭くなる[珍客も三日居れば鼻につく]

          原理・法則『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The best fish swims near the botom.
  一番良い魚は底近く泳ぐ

     (良い物は簡単には入手できない)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The best things are hard [hardest/worst] to come by.
  最上のものは手に入れるのが(最も)難しい

          性質『教訓』/ 物〔キーワード〕


The biter is sometimes bit/bitten.
  騙そうとして騙されることがある

     (自業自得,身から出た錆)《注釈・補足》
     [ミイラ取りがミイラになる]【日本の諺】
          因果『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The bull must be taken by the horns.
  牛と闘うには角を掴め

     (恐るべき者に対するには、まともにぶつかる方が返って良い)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The child is (the) father of/to the man.
  子は人の父

     [三つ子の魂百まで]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 人〔キーワード〕


The cobbler's wife goes the worst shod. [Who is worse shod than the shoemaker's wife?]
  靴直しの女房はぼろ靴を履く[靴屋の女房ぐらい酷い靴を履いている者があろうか]

     {他人の為に忙しく家族の事をする暇がない(が、他人には吝嗇・けちだと思われている}《注釈・補足》
     [紺屋(こうや)の白袴(しろばかま)]【日本の諺】
          責任(仕事)『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The cowl does not make the monk.
  僧服 僧を作らず

     (体裁を繕っても駄目)《注釈・補足》
     [衣ばかりで和尚は出来ぬ]【日本の諺】
          心『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The danger past, and God fogotten.
  喉元過ぎれば熱さを忘れる

     (危険が過ぎれば神を忘れる)《注釈・補足》
     [喉元過ぎれば熱さを忘れる]【日本の諺】
          心『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The darkest hour comes [is that/just] before the dawn.
  最も暗きは夜明け前

     (間もなく事態は好転しよう)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 自然・天気〔キーワード〕+


The devil finds/makes work for idle hands (to do). [If the devil find a man idle, he'll set him to work.]
  悪魔は暇人に仕事を見つける

     [小人閑居にして不善をなす]【日本の諺】
          責任(仕事)『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The devil has the best tunes.
  邪悪な楽しみが一番楽しい

          欲『教訓』/ 人〔キーワード〕


The devil is not so black as he is painted.
  悪魔も絵に描かれるほど真っ黒ではない

     (全くの悪人というものはいない、性善説)《注釈・補足》
     [参考:盾の半面]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The devil looks after his own.
  悪魔は自分だけ大事

     (憎まれっ子世にはばかる)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The devil was sick, the devil a monk would be; The devil was well, the devil a monk was he.
  苦しい時には敬虔な決意をするが苦しみが去れば忘れてしまう

     (ウェールズのエピグラム作家 John Owen の句)《注釈・補足》
     [苦しい時の神頼み]【日本の諺】
          心『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The early bird catches/gets the worm.
  早起きは三文の得[徳]

     {早起き(の鳥)は虫を捕える}《注釈・補足》
     [早起きは三文の徳]【日本の諺】
          欲・損得『教訓』/ 動物〔キーワード〕++++


The end crowns the work. [The end crowns all.]
  仕上げよって仕事は報われる

     [仕上げが肝心]【日本の諺】
          言動『教訓』/ 事〔キーワード〕


The end justifies the means.
  目的は手段を正当化する

     [嘘も方便]【日本の諺】
          欲『教訓』/ 事〔キーワード〕


The end makes all equal.
  死ねば皆平等

          生死・流転『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The exception proves the rule.
  例外は規則の証明

     (例外があるということはすなわち規則のある証拠)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 事〔キーワード〕


The eye is bigger than the belly.
  目は胃袋より大きい

     (満腹してもまだ食べたがるもの)《注釈・補足》
          欲・損得(比較)『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The fewer the better cheer.
  御馳走は小人数ほどいい

          欲・損得(比較)『教訓』/ 物〔キーワード〕+


The first blow is half the battle.
  第一撃は戦いの半ば

     (先手必勝,始めが肝心)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The fish will soon be caught that nibbles at every bait.
  どんな餌もつつく魚はすぐに釣られる

     (何事にでも好奇心を持つのは良くない)《注釈・補足》
     [参考:藪をつついて蛇を出す,触らぬ神に祟り無し]【日本の諺】
          言動(注意・用心)『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The fox is known by its/his brush.
  狐は尾で分かる

     (人それぞれに特徴がある)《注釈・補足》
     [十人十色]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 動物〔キーワード〕


The golden age was never the present age.
  黄金時代が現代であったためしはない

     (過ぎ去って初めて気付く)《注釈・補足》
          原理・法則『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The grass is greener on the other side (of the fencel).
  よその芝生はうちの芝生より青く見える

     (人の物は良く見える)《注釈・補足》
     [隣の糂汰(じんだ)味噌]【日本の諺】
          欲・損得(比較)『教訓』/ 植物〔キーワード〕+


The gray mare is the better horse.
  かかあ天下である

          性質『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The hand that rocks the cradle rules the world.
  揺りかごを揺する者が世界を作る

     (次代を担う若者を育てるのは母である;米詩人 William Ross Wallace の句)《注釈・補足》
          責任(仕事)『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The highest branch is not the safest roost.
  一番高い枝が最も安全なねぐらとはいえない

     (高位にあれば危険も多い)《注釈・補足》
     [高木は風に折らる]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 植物〔キーワード〕+


The last drop makes the cup run over.
  最後の一滴でコップが溢れる

     (限界を越えないように節度を守る)《注釈・補足》
          中道・中庸『教訓』/ 物〔キーワード〕+


The longest day must have an end.
  どんなに長い日にも終わりはある

     (いやな事も何時かは終わる,楽観)《注釈・補足》
     [参考:待てば海路の日和あり]【日本の諺】
          原理・法則『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The mills of God grind slowly{, but they grind exceeding(ly) small}.
  神の水車はゆっくりと挽くがきわめて細かい

     {天の報いも時には遅れる(が必ず行なわれる)《老子》}《注釈・補足》
     [天網恢々(かいかい)疎にして漏らさず]【日本の諺】
          因果『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The more one has, the more one wants.
  人は持てば持つほどさらに欲しくなるものだ

     (欲望にきりがない)《注釈・補足》
     [隴を得て蜀を望む『後漢書』]【日本の諺】
          欲・損得『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The mouse that has but one hole is quickly taken.
  穴が一つだけの鼠はすぐに捕まる

     (一つの事だけに頼るのは危険だ)《注釈・補足》
          原理・法則『教訓』/ 動物〔キーワード〕+


The nearer the church, the farther from God.
  教会に近いほど神からは遠ざかる

     (教会経営と信仰生活は平行しがたい)《注釈・補足》
     [参考:信心過ぎて極楽を通り越す]【日本の諺】
          心『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The pen is mightier than the sword.
  ペンは剣よりも強し[文は武よりも強し]

     (E.G.B-Lytton 英国の小説家・政治家)《注釈・補足》
     [ペンは剣よりも強し]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 物〔キーワード〕++++


The proof of the pudding is in the eating.
  論より証拠

     (プリンかどうかは食べてみて証明される)《注釈・補足》
     [論より証拠]【日本の諺】
          原理・法則『教訓』/ 事〔キーワード〕++++


The race is not to the swift nor the battle to the strong.
  競争は足の速い者のものでもなく、戦争は強者のものでもない

     (《聖書》Eccles 9:11)《注釈・補足》
     [勝負は時の運,勝敗は時の運]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 事〔キーワード〕+


The rain falls on the just and the unjust.
  雨は正しい者にも正しくない者にも降る

     (有徳の人物にも災難は降りかかる マタイ伝 Matt 5:45)《注釈・補足》
     [参考:恵みの雨]【日本の諺】
          平等『教訓』/ 自然・天気〔キーワード〕+++++


The road to hell is paved with good intentions.
  地獄への道は善い意図で敷き詰められている

     (意図は善くても結果は地獄という事もある)《注釈・補足》
     [参考:地獄は壁一重]【日本の諺】
          心『教訓』/ 物〔キーワード〕+


The rotten apple injures its neighber.
  腐った林檎は隣を腐らす

     (良くない人物・因子は周りに悪影響を与える)《注釈・補足》
     [参考:朱に交われば赤くなる]【日本の諺】
          性質『教訓』/ 植物〔キーワード〕+


The spirit is willing , but the flesh is weak.
  心は熱すれども肉体弱きなり

     (《聖書》マタイ伝 26:41)《注釈・補足》
          心『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The sun is never the worse for shining on a dunghill.
  肥やしの山を照らしても太陽は太陽

     (善人は環境に染まらない)《注釈・補足》
          性質『教訓』/ 自然・天気〔キーワード〕+


The tailor makes the man.
  仕立屋は人をつくる

     (仕立屋が一角の人物をつくる)《注釈・補足》
     [馬子にも衣装]【日本の諺】
          責任(仕事)『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The way to a man's heart is through his stomach.
  男心を掴むには胃袋から

     [参考:花より団子]【日本の諺】
          欲・損得『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The weakest goes to the wall.
  一番弱い者は壁際へ

     (優勝劣敗,弱肉強食)《注釈・補足》
          原理・法則『教訓』/ 人〔キーワード〕+


The wish is father to the thought.
  願いは思いの父

     (願いはいつか叶う)《注釈・補足》
     [願望は信仰のもと]【日本の諺】
          心『教訓』/ 事〔キーワード〕


The worst wheel of the cart creaks most.
  一番駄目な車輪が一番軋む

     (駄目なやつは文句が多い)《注釈・補足》
     [参考:鳴く猫は鼠を捕らぬ]【日本の諺】
          責任(仕事)『教訓』/ 物〔キーワード〕+


英語ことわざ[格言(日本語の諺)]:ABC順による分類  (英語ことわざ集)