基本
一日に必要なカロリー
基礎代謝量÷0.6(〜0.7)
* 人のエネルギー代謝(消費されるエネルギー)の内、基礎代謝が占める割合が60〜70%です。
男性での一例ですが、1,500÷0.6=2,500kcalが一日に必要なカロリーになります。(活動的な人は0.6で計算)
{参考までに、(上式の)÷0.6等 と(下記「1日のエネルギー所要量」の式の生活活動強度指数の)×1.7等 とを比較してみて下さい}
{...b3,d2,d4,l4}
1日のエネルギー所要量
基礎代謝量×生活活動強度指数=1日のエネルギー所要量
(基礎代謝量=基礎代謝基準値[kcal/kg]×体重[kg])
女性の一例ですが、25歳で体重50kg、生活活動強度IIIの場合は、(最)下の表から基礎代謝基準値23.6を大雑把に適用すると
1日の基礎代謝量 =23.6[kcal/kg/日]×50[kg] =1180[kcal/日]
1日のエネルギー所要量 =1180×1.7=2006[kcal/日]
1日のエネルギー所要量[1日のエネルギー消費量・1日に消費するエネルギーの量・1日の総消費エネルギー]は、詳しくは各個人の日常生活活動の内容によって異なる生活活動強度の指数を計算して求められますが、大まかには次の生活活動強度 I〜IV を使って求めます。
生活活動強度と指数(基礎代謝量の倍数)は I(低い):1.3,II(やや低い):1.5,III(適度):1.7,IV(高い)1.9で、生活活動強度IIは大部分の人が該当するもので、生活活動強度IIIは健康人として望ましいエネルギー消費をして、活発な生活行動をしている場合であり、望ましい目標とするものです。
例えば生活活動強度III(適度)の指数1.7は次表(時間は例)を使って計算できます
1.0×9 + 1.5×8 + 2.5×6 + 4.5×1 + 6.0×0
=9+12+15+4.5 =40.5
⇒ 40.5÷24=1.6875≒1.7 (各々の生活動作の動作強度×時間を計算して合計し24時間で割る)
| 生活動作 |
動作強度(指数) |
時間 |
| 安静 |
1.0 |
9 |
| 立つ |
1.5 |
8 |
| 歩く |
2.5 |
6 |
| 速歩 |
4.5 |
1 |
| 筋運動 |
6.0 |
0 |
動作強度指数は、細かく見ると、例えば、「立つ」の「1.5」は、談話(立って):1.3、料理,食事:1.4、身の回り(身支度,洗面,トイレ):1.5,車の運転:1.5、机上事務 :1.6 等となります。
* 動作強度(Af:Activity factor)≒メッツ値×1.1 (測定条件の違いにより Af≒メッツ値×1.2)
* 身体活動強度は身体活動の種類ごとに身体活動の強さを指標として示した物で、運動の強さについては運動強度、生活動作の強さについては動作強度です。
年齢別の身長,体重の基準値と基礎代謝基準値
| |
男 |
基礎代謝 基準値
[kcal/kg] |
女 |
基礎代謝 基準値
[kcal/kg] |
| 年齢[歳] |
身長[cm] |
体重[kg] |
身長[cm] |
体重[kg] |
| 15〜17 |
169.3 |
59.8 |
27.0 |
157.8 |
51.4 |
25.3 |
| 18〜29 |
171.3 |
64.7 |
24.0 |
158.1 |
51.2 |
23.6 |
| 30〜49 |
169.1 |
67.0 |
22.3 |
156.0 |
54.2 |
21.7 |
| 50〜69 |
163.9 |
62.5 |
21.5 |
151.4 |
53.8 |
20.7 |
* 「1日のエネルギー所要量」と「一日に必要なカロリー」の式を比較すると面白いです。式に使われる要素は違いますが、同じ様な結果になります。
* 「1日のエネルギー所要量」の式と「適正(摂取)エネルギー量」の式
基礎代謝量×生活活動強度指数=1日のエネルギー所要量
標準体重×生活強度=適正(摂取)エネルギー量
は「1日のエネルギー所要量」の式に下記の基礎代謝量と生活活動強度指数の其々の関係を参考にして考慮(代入)すれば「適正(摂取)エネルギー量」の式とほぼ同じとも言えます。
基礎代謝量≒1×24(:1日)×体重[kg]×1.05
生活活動強度指数(生活強度[生活活動強度]の指数):各々の生活動作の動作強度×時間を合計して24時間で割る ( ⇒ 生活強度÷24 )
{...b1,b3,b4,b5,e3,e4}
|