基本
体脂肪
食事で摂取し余った糖質や脂質は脂肪細胞に蓄積され体脂肪(中性脂肪)になります。
(関連:体脂肪の燃焼と運動時間等) {...b6,b7,m1,m2,m3,m4,m7,d3,d5,d6,d9,d10,e1,e2,e5,e6,l2,l3,l4,l6}
体脂肪を減らす
食事のコントロールにより体脂肪を増やさない事と運動により体脂肪を燃焼させる事の二つです。
運動する事により筋肉の量が増えると 基礎代謝が上がり消費エネルギーが増します。 {...m1}
体脂肪のエネルギー量
体脂肪のエネルギー量は1g辺り約7.2kcalで、食物の脂質9kcal/gに対し、体脂肪組織には約20%の水分が含まれているためです。100gの体脂肪の燃焼に必要なエネルギー消費量は720kcal(1kgなら7200kcal)です。
(関連:体脂肪の燃焼と運動時間等,炭水化物の必要摂取量等) {...e1,l4,l6}
脂肪細胞と太りやすさ
子供の頃に太っていた人は白色脂肪細胞の数が多く、太りやすい体質になっています。思春期の頃に白色脂肪細胞の数は決まり、それ以後は変わりません。 {...b2,b6,m1,m2,d3,d10}
脂肪細胞
中性脂肪を蓄積する白色脂肪細胞と脂肪をエネルギーに変える褐色脂肪細胞があります。褐色脂肪細胞は成人になると減少して行くので、体脂肪(中性脂肪)が消費され難くなります。 {...b2,m4,m8,e2,e5,e6}
体脂肪率
区分 (細身)(標準)(軽肥満)(肥満)
男性:15未満,15〜20,20〜25,25以上 [%]
女性:20未満,20〜25,25〜30,30以上 [%]
−− (痩せ)(適正)
上記は一例で、区分の名称表現や数値は体重体組成計(体脂肪計)等の違い{メーカー,型,年式,測定法(計算法)等}や採用しているデータ(日本肥満学会等)により異なる物もあります。青年,中年,老年と順に標準等の数値が緩くなる様な区分け方もあります。
体重の多い少ないではなく体脂肪率が高い状態が肥満です。
* 体脂肪計等で測定される体脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪のみならず、血中脂肪や細胞膜構成の脂質を含みます。
体脂肪率[%]=体脂肪量[kg]÷体重[kg]×100
市販の体脂肪計は生体インピーダンス法という人体の電気抵抗を測定(水分を含む組織は電気を通し脂肪組織は通さない)する製品が主です。
生体インピーダンスにはそれ自体のサイクルがあり、摂水や運動,入浴等による体内水分量等の変化によっても変動するので、体脂肪率の測定値も変動(日内変動)します。測定は食事前や入浴前で同じ時間帯がお勧めです。
体脂肪の比重0.9を考慮した次の様な計算式もあります。{これは、体内(脂肪細胞)に蓄積され体脂肪以外の血液の中に含まれる脂肪分や細胞膜を構成する脂質等を除くと言う事ではありません。}
体脂肪量[kg]=体重[kg]×体脂肪率×0.9
この式は上の体脂肪率[%]の式と矛盾しますが、これは次の水中体重秤量法等で体脂肪率を求めた場合には、体脂肪量[kg]を計算する時に脂肪の比重の0.9を掛ける必要があリます。市販の体脂肪計で測定された体脂肪率[%]から体脂肪量[kg]を算出する時には不要かなと推測します。
水中体重秤量法(水中体重測定法:比重法)は比重{脂肪は0.9程度,筋肉(除脂肪組織:骨等も含む)は1.1程度}の違いを利用した体脂肪率測定法で、アルキメデスの原理(水中では物体は体積と同量の押しのけた水の重さに等しい浮力を受けて軽くなる)を応用して水中で体重を測り、身体密度を計算して体脂肪率を算出します。
比重[身体密度]=空中重量÷(空中重量−水中重量)
空中重量−水中重量=浮力
* 空中重量は水中(水槽)の外で測った、大気中での体重です。
息を吐ききっても肺には1リットル(水の密度=1なので1kgに相当)程度の空気が残っているので、それを考慮する必要があります。
身体密度=脂肪の密度×体脂肪率+除脂肪密度×(1−体脂肪率)
=0.9×体脂肪率+1.1×(1−体脂肪率)
* 体脂肪率は小数で計算します。
(関連:「筋肉量と基礎代謝」の筋肉(量)[骨格筋]、「肥満」関連:肥満度) {...b4,m3,d4,e2}
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