食事
ビタミンB群とダイエット
ダイエットでは、摂取した栄養素を変化させて体を構成する材料にしエネルギーを取り出す代謝を効率的に行う事が重要で、その為にはビタミンB群[ビタミンB複合体]が必要です。
ビタミンB群が欠乏すれば体の大部分を構成しているタンパク質の合成がうまくいかなくなるとか、脂肪を溜め込み易くなってしまう等の問題が発生してきます。
水溶性ビタミンのビタミンB群やビタミンCは汗や尿と一緒に体外に排出され易く欠乏する事があるので、毎日の食事でバランスよく補給する必要があります。
ビタミンB1{糖質}、ビタミンB2{脂質}、ビタミンB6{蛋白質(アミノ酸)}、ビタミンB12{アミノ酸,脂肪酸}、葉酸[ビタミンM・ビタミンB9]{アミノ酸}、ナイアシン[ニコチン酸・ビタミンB3]{糖質,脂質,蛋白質}、ビオチン[ビタミンB7(昔はビタミンH)]{脂肪酸,アミノ酸,糖質}、パントテン酸[ビタミンB5]{脂肪酸(脂肪),炭水化物(糖質)}
上記{ }内は、そのビタミンが代謝を助ける栄養素です。
ビタミンB群は互いに助け合い共同で働いて効果を発揮します。
(関連:脂溶性ビタミン) {...d1,d2,d3,d5,d9,d10,e6}
ミネラルとダイエット
ミネラルは身体に関する組織構成や生理機能の維持調節に欠かせない成分(栄養素)で食物等から摂取する必要がありますが、欠乏症だけでなく、ダイエット食品等にも含まれるのでサプリメント等での過剰摂取(過剰症)にも要注意です。
厚生労働省令で定める栄養素のミネラル[無機物]12元素は、カリウム(K),カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg),リン(P),鉄(Fe),亜鉛(Zn),銅(Cu),マンガン(Mn),ヨウ素[ヨード](I),セレン(Se),クロム(Cr),モリブデン(Mo)です。
(K〜P:主要元素,Fe〜Mo:必要量が微量な微量元素)
K: カリウムは細胞内,ナトリウム(Na)は細胞外の体液を構成する電解質の主成分で、それぞれ一定のイオン濃度が必要ですが、ナトリウムの過剰摂取(やカリウムの摂取不足によるナトリウムの余剰)になると、イオン濃度維持の為に細胞内,外の水分量が増えて「浮腫み」や高血圧等を起こす原因にもなります。
ナトリウムは塩分(NaCl)から過剰摂取しがちですが、カリウムとの理想的な摂取バランスは1:1(〜2:1)です。
Ca: 骨や歯を形成するカルシウムは摂取不足の傾向にありますが、摂取し過ぎると他のミネラルの鉄や亜鉛,マグネシウム等の吸収を阻害する事もあります。
P: リンは細胞内のエネルギー代謝にも係るミネラルで、カルシウムと共に骨や歯の成分ですが、加工食品の添加物等でも使われている為に過剰摂取気味で、それがカルシウムの吸収阻害にもなっています。カルシウムとリンの理想的な摂取バランスは1:1です。
Mg: マグネシウムは蛋白質の合成,その他エネルギー代謝や、骨や歯の発育,強化等にも関係するミネラルで、カルシウムとの理想的な摂取バランスは1:2〜3です。
Fe: 特に女性(血液の排出量が多い)に不足が目立ち、不足すると赤血球の生成が妨げられ貧血になりますが、過剰摂取は生体にとって有害です。
Cu: 銅はコレステロールや糖の代謝,骨の強度等に関係するミネラルで、不足すると鉄の吸収量低下(貧血)になる事があります。鉄や銅の過剰摂取が亜鉛の欠乏の原因になることがあります。
Zn: 亜鉛は蛋白質合成や糖代謝(インシュリン)にも関与し、不足すると味覚障害になりますし、過剰摂取は鉄や銅の吸収阻害,HDLコレステロール低下を招きます。
Cr: クロムは糖代謝(糖尿病を予防)や脂質代謝(中性脂肪やコレステロール値の改善)に関係します。
マンガン,ヨウ素[ヨード],モリブデン等も栄養素の代謝に関係します。
セレン等は必要量と過剰摂取量の差が小さいので特にダイエット食品,サプリメント等での過剰摂取に注意が必要です。
(関連:必須元素,主要ミネラル)、(「浮腫み(むくみ)」関連:コルチゾール,水ダイエットとセルライト,塩分とダイエットの関係) {...b4,m5,m7,d1,d2,d6,d8,d10,e2,e6}
|